2022/12/12投稿者:スタッフ

自力転職に限界を感じ人材紹介会社に登録するも紹介ゼロ 40歳を過ぎ2年のブランクがあった 42歳 転職2回目の木田さん

□□□□木田さんの略歴□□□□
 ● 年齢42歳
 ● 経験社数2社
 ● 転職回数1回
 ● 総務職
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木田さんは大学院を卒業後、ITのシステム開発会社の総務職に入社しました。

しかし、そのわずか1年後、退職を余儀なくされます。

故郷の身内の方が病に倒れ、木田さんが看病をせざるを得ない状況に
なってしまったのです。

それから2年後、看病を終えて東京に戻ってきたとき木田さんは
30歳になっていました。

「年齢は30歳、しかし、社会人経験はわずかに1年ですからね。
 このときも、転職活動に苦労をしたのをよく覚えています」
 
担当コンサルタントとの最初の面談で、木田さんは当時を振り返りながら
話してくれました。

そして苦労の末、木田さんが入社したのは、創業者が一代で150億円規模に
成長させた不動産会社でした。

「カリスマ性のある社長でしたね。
 商才に長けた人で、会社は一気に大きくなったのですが内部体制は粗削りで。
 仕事も仕組み化されていなかったので、担当者が辞めると
 後任者は何がなんだかわからない。そんな会社だったんです。
 だから、人が辞めるたびに私も総務の仕事は何でもやりました。
 おかげで随分と鍛えられましたね。(笑)」

大変な日々ながらも、順調に総務職として経験と実績を積み上げて行った
木田さんだったのですが、入社10年目に持病の腰痛が悪化してしまいます。

手術を受け回復を試みますが、その思いとは裏腹に改善の兆しは見えず、
ついには歩くこともままならなくなってしまったのでした。

「あのままでは、会社と仲間に迷惑をかけ続けてしまっていたでしょうね。
 実際に、私の病状を見て快く思っていない人も社内にはいましたし。
 休職という選択肢もありましたが、思い切って退職して
 治療に専念することにしたんです。
 30歳のときに転職活動で苦労しているので、不安もありましたが
 思い切りました」

結局、完治までに2年以上を要し、
木田さんは、42歳で2度目の転職活動をスタートします。

「まず、書類選考に通りません。
 私は総務職希望ですが、求人数が少ない上に応募者は多いんです。
 世の中は売り手市場と言いますが、総務などの管理部門に限っては、
 私にはその実感がありません。

 自力で転職することに限界を感じて、人材紹介会社に登録しました。
 ところが、40歳を過ぎていることと、社会人として2年以上の
 ブランクがあるせいか、求人を紹介してもらえません。
 焦っています。どこか良い求人があったら紹介してください。
 お願いします!」

懇願する木田さんに、担当のコンサルタントが面談時に紹介した総務職求人は、
経験不足や通勤圏外などで残念ながらいずれも応募には至らず。
後日、新しい求人が出たら紹介することを約束して面談は終了しました。

それから1ヶ月後、新しく出た総務職求人を日本転職センター株式会社から
紹介され、木田さんは、迷わずその求人に応募。

今までの苦戦が嘘のように、トントン拍子で選考が進み、
見事に内定を勝ち取り、入社が決まったのです。

応募からわずか1週間のスピード決定でした。

「今回は30歳の時以上に、苦労しましたね。
 でも、もがきながらも諦めなかったおかげで、
 こうして希望の転職先を見つけることができました。
 担当のコンサルタントの方には何度も電話をもらって、
 そのたびに励ましてもらってありがとうございます。
 自分ひとりでは、くじけていたかもしれません。感謝しています。

 実際、今回の転職先への応募も、以前ならもじもじと迷って
 結局応募しなかったもしれません。
 ただ今回の転職活動は、1人じゃない気がして。
 そう思ったら自信も出て、積極的に動けました。

 転職活動が無事に終わったので、次は、婚活をするつもりです。
 婚活は御社の協力は借りられませんが、うまく行ったら報告しますね」

と木田さんは、笑顔で次の目標を話してくれました。

木田さん、転職成功おめでとうございます!

 

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