2023/02/17投稿者:スタッフ

将来への漠然とした不安から勢いで転職 TVCMの会社や流行りの業界に飛びつき失敗してしまった 33歳 転職3回目の大阪さん

□□□□大阪さんの略歴□□□□

 ● 年齢33歳
 ● 経験社数3社
 ● 転職回数2回
 ● 販売職・営業職
□□□□□□□□□□□□□□□

大阪さんは高校卒業後、アパレルの販売職につきました。

学生時代から、オシャレなアパレルショップで働くことに
憧れていた大阪さんは、毎日やり甲斐を感じながら
仕事をしていました。

しかし、20代後半になってくると、
仕事に対して漠然とした不安に襲われます。

「このままショップ店員を続けていて、将来大丈夫なのだろうか・・・」

そんな不安を打ち消すために、何となく転職サイトを見てみると
「世の中にはこんなにたくさんの求人があるのか!」と、
大阪さんはその求人数の多さに驚きました。

そして、大阪さんは、あっさりと
10年間務めたショップ店員を辞めてしまいます。

2社目は、TVCMもやっている大手の土地活用の会社でした。

「事業拡大に就き大量採用!未経験者歓迎!」

そんな広告を見て入社した会社でしたが、
いざ入社してみると歩合制の給与体系のその会社では、
未経験者はわずかな基本給しか稼げません。

頼み綱の上司や先輩は自分の営業成績に必死で仕事を教えてくれず、
結局、大阪さんはこの会社を短期間で転職してしまいます。

そして、3社目はIT関連のベンチャー企業の営業職でしたが、
この会社も短期間で退職してしまいます。

弊社のコンサルタントが大阪さんと面談したのは、
大阪さんが3社目を辞めた直後の頃でした。

大阪さん:
「3社経験して私なりに考えたんですが、
 次の会社は社風で選びたいと思います」

コンサルタント:
「社風ですか。いいと思いますが。具体的にはどんな社風ですか?」

大阪さん:
「それはまだ決まっていないのですが、私に合わない社風はわかります。
 例えば、2社目のような個人主義で、みんな自分のことばかり考えて
 仕事をするような、
冷たいギスギスとした社風は私には合いません。

 それから、3社目のような、和気あいあいはいいのですが、何事にも
 ルーズな社風で、会議のスタート時間も遅れる、
会議中は雑談が多く
 ダラダラしているような社風も合いません」

コンサルタント:
「なるほど。ちなみに1社目の社風はどうだったんですか?」

大阪さん:
「そうですね・・・。
 今思うと1社目の社風が一番合っていたかもしれません。
 小さな会社でしたので、社長が身近な存在でした。

 社長は、仕事に対してとても厳しい方でしたが、面倒見がよく、
 トコトン一緒に仕事に取り組んでくれました。

 よく叱られもしましたが、社長からの愛情を感じていましたし、
 
私は社長のことを尊敬していました」

コンサルタント
「いい関係だったんですね。
 中小企業の場合、社風は社長の人柄や考え方で決まることがほとんどです。
 私は、社長や経営幹部に直接会って求人の打ち合わせをしているので、
 実感としてそれがわかります。

 大阪さん、1社目の会社のことを、もう少し詳しく聞かせてください。
 そこに、大阪さんに合う社風のヒントがあると思うんです」

その後の大坂さんとのやり取りで、理想の社風を具体的にした後、
弊社とお取引が長い社長を何人かご紹介をしました。

そして、その中の1社に応募をした大阪さんは、
見事に内定を勝ち取り、転職を成功させました。

入社1カ月後、大阪さんから電話で近況をうかがうと

「今回は、私に合った会社を紹介していただいてありがとうございます!
 転職成功でしたよ!

 正直、経験のない業界で入社前は少し不安もありましたが、
 みなさんいい人ばかりで、
親切に仕事を教えてくれるので大丈夫でした。
 社長にも良くしていただいて有難いです!」

と、声を弾ませて嬉しい報告をしてくれました。

社風だけで会社選びをすればいい、という事ではないかもしれません。

しかし、今回の大阪さんの転職活動から、
社風が会社選びのポイントの1つとして有効だな!と、実感しました。

あなたに合う社風は、どのような社風ですか?

私達も一緒に考えて、あなたの転職のお手伝いをさせていただきます。

お気軽に弊社までご連絡ください。

あなたからのご連絡をお待ちしています!

転職についてご相談はこちらからお願いします

35歳以上、40代OKの求人を検索する

営業職転職のおすすめ記事

営業職転職の新着記事

営業職転職一覧はこちら