直近２社を短期間で転職してしまい 次が最後の転職と心に決めるも書類選考で不採用連続 ３６歳　転職３回目の浅野さん

□□□□浅野さんの略歴□□□□
　● 年齢３６歳
　● 経験社数３社
　● 転職回数２回
　● 営業職
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浅野さんは大学卒業後、就職浪人を経て
シャンプーやトリートメントのヘアケア商品と化粧品を製造販売する、
老舗の美容メーカーに就職しました。

学生時代からの憧れで、就職浪人をしてまで入社した美容業界の会社です。

入社後、浅野さんは、水を得た魚のように営業活動に打ち込みました。

憧れと現実にギャップがあることはよくあることです。
浅野さんの仕事も、外から見える華やかさはほんのわずかで、
現実は泥臭い仕事がほとんどだったと言います。

浅野さんは、毎日毎日お客様のところに通いつめて、
朝早くから夜遅くまで働き詰めの日々を送っていました。

そして、毎日に必死に仕事に取り組み続けた浅野さんは、
いつしか、社内表彰されるほど実績を出す営業マンに成長していきます。

入社１０年が経ち、着実に力を付け、
キャリアと実績を積み上げてきた浅野さんでしたが、
会社の業績は横ばいで、昇給は毎年、雀の涙程度の微増。

 そんな現状に浅野さんは、
「この会社とこの業界に将来性はあるのか！？」と、
次第に疑心暗鬼になっていくのでした。

そして、
「１０年間必死にやってきたじゃないか！
　俺の営業力なら違う業界でも通用するんじゃないか？
　自分の力を試してみたい！」

そんな思いが日に日に強くなります。

意を決した浅野さんは、
３２歳の時に、物流業界で成長を続ける会社に転職しました。

ところが、思うような結果が出せずに、
「俺には合わない」とわずか２年で退職。

その後、医療・福祉の業界に特化した人材紹介会社に転職するも、
ここでも思うような結果が出ずに、

「ここも俺には合わない」と２年で退職してしまいます。

「やっぱり、美容業界に戻りたい・・・」

３回目の転職活動で数社の美容メーカーにエントリーをした浅野さんですが、
業界から離れて４年。

その間に、短期で転職２回という職歴では書類選考を
通過する事はありませんでした。

弊社のコンサルタントが浅野さんから転職相談を受けたのは、
そんな時でした。

「年齢も３０代後半ですし、もう美容業界には戻れないですよね。
　違う業界になんて転職しなければ良かった」

最初の面談で、浅野さんは開口一番、胸のうちを話してくれました。

 「違う業界で自分の力を試してみたい！と転職したにも関わらず、
　結果が出なかったから、“自分には合わない業界だ”とか、
　“自分には合わない会社だ”と決めつけて逃げている自分がいました。

　今から思うと、２社目も３社目も、
　１社目のときほど頑張っていなかったと思います。

　自分の努力不足を棚に上げ、結果が出ないことを
　業界や会社のせいにしてました。

　今は、当時の自分の努力が足りなかった！甘かった！と反省しています。
　だから、もう一度、美容業界に戻ってトコトン勝負したいんです！」

 まっすぐ前を見つめ、言葉に力を込めながら決意を話す浅野さんに
覚悟の強さを見たコンサルタントは、

「浅野さんはもう迷うことなく、美容業界で活躍してくれるだろう」
と確信しました。

そして、古くからお付き合いある化粧品メーカーの社長に
浅野さんをご紹介したところ、見事、美容業界への復帰を果たしました。

異業種への転職を２度失敗して、
美容業界への復帰を諦めていた浅野さんだけに、
今回の、転職成功には大喜びでした！

そんな浅野さんの喜ぶ姿を見て、
私どもも嬉しくなったことは、言うまでもありません。

“異業種に挑戦したい！”そう考えることはあると思います。
決して間違ったことではありません。

しかし、どんな挑戦にもリスクは付き物です。
だから、異業種に挑戦するなら、この業界で絶対にものになってやるぞ！
という、強い覚悟と決意が必要なのではないでしょうか。

そして、挑戦する異業種において、
今までのどの経験がどんなふうに？どれくらい活かせるのか？を、
じっくりと考えて転職先選びをすると良いと思います。

異業種への転職をお考えの方はぜひ、もう一度ご自身の経験を振り返り、
今後転職する業種や会社で自分の何が具体的に役に立てられるのか！？を
明確にすることをお勧めします。

でも、一人で考えると意外と自分の活かせる経験に気が付かないこともあります。

そんな時は、お気軽に日本転職センター株式会社までご連絡ください。

あなたのご経験を活かす転職のお手伝いをさせていただきます。

 あなたからのご連絡を楽しみにお待ちしています！

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