2024/04/10
憧れの業界に戻りたい! 応募するも結果は不採用しかし一転採用を勝ち取った 31歳 転職4回目の川崎さん
□□□□川崎さんの略歴□□□□
● 年齢31歳
● 経験社数4社
● 転職回数3回
● 営業職
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川崎さんは、地元の大学を卒業後、地元のカーディーラーに
新車営業マンとして入社します。
子供の頃から車が大好きで、将来は車関係の仕事に就きたいと
思っていた川崎さんにとって、車に囲まれて仕事ができる環境は
正に、夢がかなった瞬間でした。
ところが、入社からわずか一年、
川崎さんはリストラで退職を余儀なくされます。
入社の翌年に起こった東日本大震災の影響が、
業績に大打撃を与えたためでした。
20代前半でアピールできる実績のない川崎さんの転職は難航します。
半年後、契約社員として採用されるも、契約期間は6ヶ月間の期限付き。
ここでも、アピールできる実績を積むことなく契約期間は終了してしまいます。
3社目は、機械部品を製造するメーカーの営業職でした。
大好きな自動車とは関係のない業界でしたが、
これ以上転職を重ねたくない!と決意した川崎さんは、
懸命に商品を覚え、必死に仕事を続け実績を積み上げていきます。
「もう中途半端は嫌だ!
その一心で周囲に認めてもらうために、とにかく必死でした」
そう当時を振り返る川崎さんは、時にはネクタイを外し作業着に着替え、
自ら現場に立って、製造部の先輩に怒鳴られながら、油にまみれながら、
営業として周囲に認められる商品知識を身につけるために、
努力をしたそうです。
「この会社に5年勤めて、少しは胸を張れる仕事をできるようになったなあ
と思い始めたときに、東京の親戚から、鉄道会社の社員募集の情報を
もらったんです。
鉄道も自動車と同じくらい好きでしたので、倍率は高いが
応募するだけしてみるか。という軽い気持ちで応募したんです。
採用されたのは運が良かったと思います」
担当コンサルタントと川崎さんとの面談のきっかけは、
弊社が定期的に登録者のみなさまにお送りしている求人情報メールでした。
ある日、弊社がお送りした、自動車関連の部品商社の求人情報メールを
読んだ川崎さんは、迷わずその求人に応募します。
やっぱり、車に関連した仕事への想いを捨てきれていなかったようです。
その会社の東京支店の営業職求人に応募した川崎さん。
難易度の高い筆記試験を突破し、一次面接に臨み、
その結果連絡が私のもとに入りました。
結果は、不合格。
31歳の川崎さんではなく、20代の応募者が
次の選考に進むことになってしまいました。
東京支店での採用は見送られた川崎さんですが、
同時に、本社での採用はどうか?と会社側から打診されたのです。
実は本社の場所は、川崎さんの地元でもあります。
川崎さんは二つ返事でOKし、二次面接を本社で受け、
見事に内定を勝ち取ったのでした。
「今回の面接では、3社目で必死に頑張って仕事をしたことを、
当時のエピソードを交えながら話せたんです。
面接官の方々もうなずきなら聞いてくださって・・・。
あのとき、周囲に認めてもらうために腐らずに愚直に頑張って、
胸を張ってアピールできることをやってきて本当に良かったです!」
担当コンサルタントが、内定連絡で川崎さんに電話をしたときに、
川崎さんは、嬉しそうにこう話してくれました。
決して器用でなく、世渡り上手な方でもない川崎さんですが、
愚直に頑張ることは人生を切り拓くきっかけのひとつになるのだと、
今回のことで私達に教えてくれました。
川崎さん、転職成功おめでとうございます!
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